2014年07月23日

朗読発表会『夏の声』朗読作品M

朗読:愛子
作品:「はなとゆめ」 冲方丁 著


朗読者コメント:
昨年11月に出版された「はなとゆめ」より、平安の世から千年の後のこの平成の時代まで、書き写され読み継がれてきた「枕草子」の由来の部分を中心に、抜粋してお届けします。

時は平安中期。
朗読部分の【登場人物】は、

●一条帝(一条天皇)=時の天皇。妃である定子に深い愛情を注ぐ。

●中宮定子=藤原通隆の娘。14歳で一条帝の妃となる。容姿端麗の才女。人の隠れた才能を見抜き、育てる能力を持つ。

●清少納言=歌人・清原元輔の娘。中宮定子の女房として仕えることに。劣等感を抱き宮中では控えめにふるまっていたが、定子によって才能を開花させられる。
(階ADOKAWA「はなとゆめ」特設webサイトより引用)

清少納言は、中宮定子に正暦4年(993年)冬頃から、定子が亡くなる長保2年(1000年)まで仕えました。
二人の間には、天皇の妃とその妃に仕える女房として、立場・身分に大きな隔たりがあったものの、清少納言の教養・機転・風雅なものを見出す感性に、定子は深く共感します。定子は、清少納言の才能を目覚めさせようと計らい、清少納言もそれに応えて成長していきました。そして、枕草子は、もともとは清少納言からの恩返しとして、定子ひとりを喜ばせるために書き綴られたエッセイだったのですね。

夏のひととき、清少納言が宮中で見た「華」と「夢」の物語の一端をお楽しみいただければ・・・と思います。
posted by 朗読ユニット グラス・マーケッツ at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 朗読発表会(朗読教室) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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